沖縄で借りたグラベルロード。
ディスクブレーキ部分をちょっと分解・調整してみて構造を理解しておいた。
はやりポストマウントが調整がラクである。
それに引き替え、ハンダ技研のママチャリディスク化キットは
マウント固定部分とキャリパ本体が一体化しているので調整ができず、
それをキャリパのフローティング構造でまかなおう。という構造になっている。
要はシビアな本気セッティングができないがフローティングでごまかそう。
という設計ポリシーなのである。
しかし、このキャリパのフローティング構造があまりいいつくりではなく、
カッチリとセンターへ戻ってきてくれない。センターに戻らないと
若干ディスクと擦って小さい鳴きが起こる。
鳴きを少しでも減らすために、ブレーキレバーの引き量全体を使う、
つまりブレーキを完全に解放してしまえば実質的に問題はない。
この鳴きは実走では特に走りが重くなることはないが、道場的回転時間を
測ると、鳴きナシ 120秒 → 鳴くと 100秒 と明らかに自由回転時間が
短くなってしまう。(100秒でも街乗りチャリだと実害ないけどね)
さらに言うと、この状況はブレーキの引き量全体を使ったセッティングの話。
最終目的は、リーチアジャスター限界まで使う(つまり引き量が半分になる)
状態でのセッティング。つまり、わたくしN的にはハンダ技研ディスク化
キットは「使い物にならない」という結論としたい。
ということで、カッチリと調整しやすいブレーキを物色することにした。
巷で評判の良い、AVID BB7 を研究対象としよう。
まだ機械式&片押しブレーキに拘ってみたい。
安易に油圧両押し式に逃げるのは自分的には面白味がないので。
しかしM-501本体価格の半額以上もするブレーキをつけるのか???
続く・・・