2016年09月17日
韓国自転車旅行 Day3 〜 南漢江自転車道(YangPyeong〜Suanbo Oncheon)
本日の走行軌跡
6時起床。天気大雨。
奥さんに朝御飯を作ってもらい、現在流リアル韓国家庭の朝食をいただく。
韓国ノリ+ごはんが旨い。
さて、大雨だ。コマッタ。
とりあえずコンビニで使い捨てポンチョ(2000KRW)を買いつつ、
友人に昨日と同じ最寄駅まで車で送ってもらう。
ここから昨日の終了地点であるヤンピョン駅まで輪行。
こんな大雨でも輪行するツワモノ(?)が2人。
2人はMTB、もう2人はローディカップルだ。
ヤンピョンへ着いてみるも、かなりの大雨。
駅出口で呆然と立ち尽くす若いローディーカップルと顔を見合わす。
まぁ、悩んでもしょうがない。今日は150km走らないと宿に到着できんのだ。
これから田舎地帯を大雨の中150km爆走するのだ。
8:10出走。
恐る恐る走り出したところ、韓国製200円ポンチョが意外とイイ感じで、
思ったよりも体温を奪われない。むしろ雨の中を走ってて気持ちがイイくらいだ。
まずは雨の中を川沿いに突き進む。
コケたらイヤなので、30km/h程度で流すように進む。
しかし、残念ながら雨のために写真が少ないのにご了承願いたい。
まずは、川沿い右岸を10km程進むと、サイクリングロードが終わり、100m程度のプチ峠を一般道で超える。
ここまで来ると、田舎地帯になるので、自転車専用道路ではなく一般道(片側1〜2車線)を走る区間もでてくるが、交通量は非常に少ないし、
車が抜きにかかるときも、1車線分左に出てくれて抜いてくれるので恐怖心は皆無。
ただし、道が良すぎるので、下り坂でもついつい飛ばしてしまう。(控えめでも50km/hくらい?)
雨なのでブレーキの効きが悪いのでちょっと気を使う。
しばらくすると川沿いサイクリングロードが復活し、本日のスタンプ1個目である Ipoboに到着。
ここから、 Ipobo → Yojubo → Gangcheonbo とダム三連荘。
ちなみに最後の「ボ」というのが韓国語でダムを意味するらしい。(写真奥に見えるのがイポボダム)
1個目 Ipobo。9:05着。
ここからはひたすら川沿い右岸を攻める。
道幅も広く、天気がよい日に再度訪れたい。
ここから先は田舎地帯なので補給基地が一気に少なくなるが、スタンプポイントには売店があるのがポイント。
2個目 Yojubo。10:00着。
サイクリングロードはYojuboを渡って左岸にスイッチ。
ここで、米国人女の子ローディー3人組とすれちがい、少し談笑。
釜山からソウルを目指しているらしい。ぐっどらっく!
ちょっと体が冷えてきたので、事務所に寄って、温かい飲み物で暖を取る。
ついでに、日本のチャリ友のために、サイクリングパスポートを4冊ほどゲット。
事務所のおじさんに、はんぐるのちゃじゃんごぎるをいるぼんのちゃじゃんこぷれんどにそげするぜよ。
という、わけわかめの言語を言ってみると意味は通じたらしい。
3個目 GangCheonbo。10:55着。
ここには空気入れなどが配備されている。
このダムでまたもや右岸にスイッチ。
右岸に着いた途端、かなり急坂を下る。階段みたいになってて自転車を降りる感じ。
トレーラー引いた自転車はどうやって通過したんだろう???
もう川沿い飽きた―!というくらい、ほぼ永遠に続く自転車道。
その自転車道が終わった時、橋で左岸へスイッチしたところで
なんと!キャンプ場になっている公園っぽいところをオフロードで3km程走らされる。
おいおい、シクロ競技かよ?という状態。プロペルちゃんがんがれ。
後日、検証してみると、我々が進んだ地図上の赤矢印は、正式な4 River自転車道。標識もそうでていた。
ただし、韓国自転車友に聞くと、ここは青矢印の一般道で迂回すべきポイントらしい。
公園を抜けて、どうしょうもなくドロンコなので、売店へ寄る、
ちょうど反対方向からやってきた自転車4人組と情報交換。
うち1人が日本語が話せるお姉さんがいたので助かった。
暖と取りつつトイレ休憩して、ブレーキまわりにこびりついた泥を落とす。
一般道でプチ峠越えしたあと、また川沿いへ戻るのだけど、ちょっと細い道なので不安だったが
GPSを信じて突き進む。GPSがなければ相当悩む場所も、現在は便利になったなぁ。としみじみ思う。
4個目 Binaesum。12時30分着。
沖縄出身の鶴沖くんが、寒くてたまらんらしいので、ここでも売店へ入り、暖を取る。
メニューが読めないが、「ほっとちょこれーと いっそよ?」で通じる。意外と何とかなる。
カロリー食と共に、少し長めの休憩を取り、次の Chngju Dam(忠州ダム)を目指す。
ここからは、一般道走行区間が増える。とはいってもサイクリングロードと半々くらい。
5個目 Chngju Dam。14時半着。
ここで漢江・南漢江自転車道コンプリート!
サイクリングパスポートがここまでスタンプで埋まった!
時間も14時半頃。昼飯を食べるタイミングを逸してしまったので、売店で昼食を食べよう。
とはいえ、補給食喰いながら走ってるので、小腹が空いた程度。寒いので、カップラーメンでいいや。
こんな感じの店内に入る。
郊外型雑貨屋である。カップラーメンを買ってもお湯の入ったポットがある。便利!
店のおじちゃんのゼスチャーによると、キムチ食い放題で、冷蔵庫に入ってるから勝手にどうぞ。とのこと。
昼飯食べたし、忠州の町まで下りなので、超元気に一気に下る。
町の中心部の公園に6個目のスタンプ地点(Chungju Tangeumdae)がある。
6個目 Chungju Tangeumdae。15時50分着。
ココからは一般道を進む。
今日の宿泊場所である Suanbo Oncheon(スアンボ温泉)まで、だらだらと登る。
くねくねと川沿いを進むこの感じは、きっと紅葉シーズンに来るとイイ感じだろう。
途中何箇所か観光名所っぽいところを通過する。天気のよい日に来てみたい。
しかし実際は雨の中を突き進む。
早く温泉入って、酒飲みたい!これをモチベーションに先を急ぐ。
1時間半程度、小さな峠を3つほど超えて、スアンボ温泉到着っ!
時刻は17時半。宿は、スアンボ温泉サイパンホテル。
名前が「サイパン」。おぉ、気に入った!
このホテル、英語な韓国サイクリング情報交換サイトで見つけたのだ。
自転車乗りにとても優しい。自転車作業ピットがある。
そして自転車整備道具を貸してくれる。
まずは、サクッと自転車を水洗いする。
ドロドロになりながら160km走破したのだ。
プロぺルちゃん頑張ったねー。
おいらは、ちょっと寒いので、燃料補給しながら(爆)
しかしこの宿、自転車フレンドリーで、しかも宿代が安い。
さらに自転車を部屋に持ち込むこともできるのだ。ありがたい。
が、温泉は引いていないらしく、向かいにある日帰り温泉に無料で入れるらしい。
無料温泉券をフロントでもらう。
さきに洗濯機を回した状態で、温泉へゆき、温まろう。
ん?何て書いてあるかわからん・・・(苦笑)
さて、温泉♪
温泉というか健康ランドっぽい作りになっていて、
受付1階、女2階、男3階になってる。
宿でもらった無料券を受付に渡すと、番号つきの鍵をもらえる。
そのカギを持って3階へ行くと、下駄箱に鍵がかかるようになっていて、
さらにロッカーも鍵がかかるようになっている。なんと便利な!
風呂は大浴場。ただし日本のような露天風呂はなし。
風呂上りに牛乳飲んで、ホテルへ戻る。
晩飯は、スアンボで有名なキジ料理を食したい。
宿のおっさんにキジ料理でおススメな店を紹介してくれ。と頼んだら、こんな店に車で送って行ってくれた。
キジ料理8種類みたいな感じの看板が目立つ。
お店に入り、お店おすすめの8種類のキジ料理セットというものを注文。
飲み物はひたすらめくちゅ(笑)。
おばちゃんに、韓国語わかるか?と聞かれ、ちょこま。と答えると、
がんばって英語で解説してくれようとするが、実際は看板を指さして
「Number One, かくかくしかじか(韓国語)」と、上の表示を指さしながら、
数字を英語で言うだけでまったく意味をなしていない(笑)。でも、うまいから許す!
うまかった♪
といった感じで、走行2日目は無事終了。
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